ジオクレイパー公式サイトのGALLERYコーナーでは2月7日に開催された「ワンダーフェスティバル2016冬」の日本卓上開発ブースで展示した作品をご紹介していきます。
リアルを超えて芸術の域に達する高い評価と人気で今やテレビや雑誌などのメディアも含め幅広い活躍の情景師アラーキー氏。今回のワンフェス用にジオクレイパーを使ったジオラマを作成していただきました。
タイトルは「東京風景特撮スタジオ」。ジオクレイパーの緻密な造形を引き出す為に、各ビルを、その形にマッチした彩色を施して、調精密な都市ジオラマに仕立ててくれました。
まるで本当に実在しているかの様な街だけではなく撮影環境も再現して「ミニチュアのミニチュア」というテーマを作り上げていることが情景師アラーキー氏の真骨頂。
映画フィルムの保存缶というのも雰囲気を演出するアイデアです。
一見して通常のジオクレイパーとの大きな違いは「区画」です。
ジオクレイパーは6cm角のベースに緻密に建物を並べていますが、建物毎に余裕のある密度で配置された区画はよりリアルな光景が伝わります。
東京タワーの存在感も充分!鉄塔部分などもさらにアレンジされており、量産では表現しきれない限界を超えたまさにパーフェクトな東京タワーかもしれません。
東京タワーの足元を走る道路もリアル。このセットを使えば臨場感溢れる撮影ができそうです。
そして情景師アラーキー氏の凄さのひとつが超絶ミニチュア!
商業ビルひとつひとつの彩色や実存する看板の精巧さ。実際の大きさと比較すれば瞭然の細かい作業が至る所に施されています。
アラーキーさんの著書「凄い!ジオラマ」の看板も発見!
ご覧になっていないかたはぜひこちらからお買い求めいただけます。
ジオクレイパーの看板も発見!
それにしても懸垂幕やフロア看板など細かい部分も妥協なく表現されていて見ていて楽しいですね。
ジオクレイパーの造形を最大限に活かし、情景師アラーキーさんらしさが詰め込まれた「東京風景特撮スタジオ」。今後の活躍が楽しみで目が離せません!
■情景師アラーキーオフィシャルブログ
http://arakichi.blog.fc2.com/
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